「紅ちゃん、百面相でもしてるの?」 「ううん!違うの! 如何に気配を消すかを考えてたの!」 「ふっ。本当に面白い子だね。 ………君なら廉を変えてくれそう。」 「えっ。今なんて?」 「んー、そのピアス可愛いなって。」 お気に入りのうさぎのピアスを指差し 翔くんはそう言って笑った。 悪い人じゃなさそう! 「これね、お気に入りなの。」 「紅ちゃんそっくりだね。」 「そんな!うさぎに失礼だよ!」 この人、笑い上戸なのかな? 何がツボにはまったのか 肩を震わせて笑っている。