2人との話に夢中になっていると、 「退けよ。」 「えっ……?」 背後から低い声が聞こえて来て、 びっくりして振り返る。 「そこ、俺の席。」 「あっ、す…直ぐに移動します…。」 「震えてんの?」 「ごめんなさ…んっ!」 急いで立ち上がった瞬間。 北澤廉の顔が目の前に近付いて来て 形の良い唇が、 私の唇と重なった。