つぎの日…私は玲桜のところに行こうと、空き教室の前を通ったんだ。
そしたら…信じられない光景が広がっていた
…玲桜が女子とキスしてる………
私はその場に立ち尽くしてしまった…
…なんで?私のこと好きって言ってくれたよね…?あれは嘘…?毎日話しかけて来てくれたよね?あれも…嘘、だったの?なんでよ…
私がまんまと騙されて影で笑っていたの…?
…教えてよ…玲桜っ…玲桜!!
私はいつの間にか泣いていた。
やっぱりおとこなんてみんな同じ。散々つきまとって、最後には裏切る。もう散々だ…
「…麻美?どうしたの…?」
色々考えていたら、いつの間にか玲桜がいた。
「…あの告白は嘘だったの?毎日話しかけて来てくれたのも嘘?なんで…?まんまとわたしが騙されて、影で笑っていたの…?」
「…何言ってるの?嘘なんかじゃないよ」
「じゃあなんで女子とキスなんてしてたのよ!!私…私…玲桜のこと好きだったのに!!玲桜なんて大嫌い!!2度と顔も見たくない!!」
「麻美…」