僕らの儚い夢たち。


店長「お疲れ様でしたー!」

皆「お疲れ様です!」


今日も勤務がおわる。
私は着てきた制服に着替え、店をあとにする。


はる「こっちから、帰る人いないんだよなぁ…。」

もう、外は真っ暗。
歩いてでも帰れる距離だが、こんな日は電車を使いたくなる。

と、そんな時だった。


ドン!


はる「きゃ!」



何かにぶつかってしまった。



?「ぃってててて!」

はる「ごめんなさい!大丈夫ですか?」

相手の人は大きな荷物を持ってたみたいで、ぶつかった勢いで倒れてしまったみたい。


?「大丈夫な訳ないだろ!俺のギターが壊れたらどーすんだよ!」


はる「あ、ごめんなさい汗 」

この人ギターもってたんだ。


私は暗くて見づらかったが、街灯でちらっと見える顔をのぞく。

はる「え!?あなたすがくん?!」

私は驚いて思わず声をあげる。



?「は?なにいってんの!んなわけねーじゃん!」


はる「え、あ。そ、そーですよね。」


?「じゃあ、俺行くから。
ったく、しっかり前見てあるけよ、ばか。」


はる「あなたこそ。もう、人にぶつからないように!」

私はさすがに、ムカっときて言い返す。



確かに顔は少し似てる気がしたけど、
すがくんはあんな乱暴な話し方しない。
だし、ギターを持ってこんなとこうろついてるとも思えない。


やっぱり、間違いね。
私、知らない人に突然あんなこと聞くなんて…


失礼なことをしてしまった自分に少し反省しながら、また家路を辿る。