私が食べようかどうか迷っていた時、
レイが横目でそれを見ていて、パクっと口にした。



「あーーーっ!!レイのバカ!!!」


ユキくんが大きな声で非難する。


「だってうまかったんだも~ん♪」



見るとレイのお皿は空だ。
食べるのはっや……。



「レナちゃんごめん」


「いいってば。レイの食いしん坊には呆れるし……」


「えっ俺そんなにひどいことした!?」




わははって三人で笑って、その時を楽しんだ。



二人がおいしそうに食べてくれて私も嬉しい。
たまにはこういうのも悪くないなぁと思う私だった。