「じゃあ、どうしたの?」



っっ。



ヤバい。本当に可愛い。



はぁ。全部、話そうっていう気にしかならない。


「わか先輩が朱音先輩大好き過ぎるなぁって思ったんです。
その大好きを俺に少しでも向けてくれたらなぁって。今日のおしゃれも朱音先輩の為でしょ?
そして、少しは自分の容姿を自覚して!
そんなに惜しげもなく綺麗な足出さないでください。うなじとか、俺だけにしか見せないで?」




なんて、なんでお店の中でこんな事暴露してんだろ。




「ちょっ?!そっ、外行こ!!」



グイグイ引っ張られて人気のないとろへ。



「本当、真雪のそうゆうとこ困る。」



なんて言ってきたわか先輩。




「………すみません。」




申し訳なくて謝ったら




「そういう意味じゃなくて、真雪のそういうところにドキドキしてどんどん好きになって、真雪依存症になりそうって意味!!」




わか先輩の顔を見たら真っ赤で




「いっ、今見ないで。
後ねぇ、朱音の所にしょっちゅう行くのは真雪の話聞いて貰ってるの!今日格好だって、朱音の為とか言ったけど本当は違くて真雪の為。そのために朱音と2人で買い物行ったの。
どんなに他の人に言い寄られようが、私は真雪しか好きになれないんだからね!!!!!」



なんて言ってくれたわか先輩。



本当、この人は俺を喜ばせる天才だ。



「うん。分かった!じゃあ、楽しみますか!デート!」
















~年下系彼氏の悩みend~