〜系彼氏

「んで、告られて思い出したのかと思ったらちげーし、俺が他の女とかと居ても今日まで何にも言わねーし、終いには別れたんだろとか色んな奴に言われて、ぶざけんなよ。
俺はお前と一生別れてやらない。」




なんて綺麗に終わらせようとしてるけど、私だって言いたいことあるんだから!!!!




「あのねぇ、自分の彼氏が他の女といて良いわけないでしょ?!言えなかったのは、言ったら嫌われるかもっていう複雑な女心よ!
しかも、そんな頭になってたら誰だって気づかないわ!
言っとくけどね、私はいつだって別れてやるからね!大好きだけど、千弘がああいう態度取るたび別れるって言ってやるんだからね! しかも、千弘と付き合っていくのは大変なの!!
今日みたいなことっ!!!!」




不満を全部言おうとしたら、初めて、初めて千弘に抱きしめられた。




「うん。分かった。つーか分かってる。だから、あんまりお前に近づきたくなかったんだよ。お前が俺の弱点だって分かったら絶対お前がつらい思いする。
だから、今日色んな奴に別れたんだろって言われるたび
あぁ、その方がお前の事傷つけなくて済むって思ったんだよ。
だけど、ダメだわ。 俺、お前、夕梨依存症みてーだわ。
だから














ずっと俺のそばにいて?離れないようにしろ。」






なんて、最後は俺様っぽく笑った千弘。




好きって言葉以上の言葉をもらえて私は泣いた。




泣くなってって千弘が困ってるのも気にせず泣いた。




「なぁ、夕梨。」




「っぐす。何よ?」





千弘の胸に深く顔を埋めながら聞いたら、耳元で





「1日1回しか言わねーからな。」




「だからっ」



何よとは言えなかった。だって、耳元で




「大好き。愛してる。お前は一生俺のものだし俺も一生お前のものだ。」




なんて言われたから。




私は真っ赤になりながら、また、涙が溢れた。