数日後


「ねぇ、そう言えば、あの女の人誰だったの?」


仕事が休みだからっていって、わざわざ学校まで迎えにきてくれた冬悟と手を繋ぎながら聞くと



「ウェディングデザイナー?だっけ?とりあえず、結婚の相談してた。会場とか、そういうの。ドレスももう決めたから。」



「そうだったんだ………。って、えぇ?!私にドレスの決定権は無いの??」



「最初は選ばせようって思ってたんだけど、これ以外ないって思ったドレスあったから、もう決めた。
夏海も絶対気に入る! お色直しのドレスは決めろよ?
だから、今度会場行こうな。」



凄い嬉しそうな冬悟に、満足の私。



「って、私学生結婚?!」



「今更かよ。ご両親にはOKもらってるし、うちの親もお前なら良いって言ってっから大丈夫。」



仕事早いなぁ。



「早く結婚して、イチャイチャしよーぜ。」



なんて、私の顔を真っ赤にさせる冬悟。







本当に年上彼氏は何を考えているのか分かりません。










年上系彼氏end