「ありがとうございます。それにしても、佐山さんお料理上手なんですね。」 



「ん?ああ、まぁ、1人暮らしだからね。」



「そうなんですかぁ。」



はい。会話終わり。


お昼の会話もそんなに長くは続かない。


「そういえば、弓道部そろそろ大会だよね?応援行けたら行くね!」



「いやいや!大丈夫ですよ!佐山さんも部活あるんですから、そっち優先してください!」



「…………応援されたくないならそう言って良いよ。」




「違いますよ!」



あわあわ慌て出したのをみて、笑ってから



「わかった暇だったら行くね。」


そう言ったら



「はい!」



って、笑ってくれた。