〜系彼氏

「そーかそーか。そんなことが……。」


さっきあった事を夕梨ちゃんに聞いてもらう。


「それで、私って信用されてないんだなって思ったらっっ」


「涙が止まらなくなったって事ねー。うんうん。私もあったなぁ。そんな時期。」



えへへって笑いながら言う夕梨ちゃん。



「ほら、千弘って言葉足らずでしょ?だから、私も同じような事で悩んだ。でもさ、結局自分が言葉足らずだったんだよね。」



ニコって笑う夕梨ちゃん。



「私はそれを自覚出来てなかったからたち悪かったけど、和奏ちゃんは自覚してるから、大丈夫だよ!1回彼氏と話してみな!
今回のお詫びに、私と千弘が大々的に協力いたします!」


と言うことで、いつの間にか千弘を呼び出していた夕梨ちゃん。


準備が早いことで。


「……………っっっっ?!?!おまっ!泣いてんのかよ和奏!ちょっ!待っとけ!」


って、どっかに走って行った千弘。


夕梨ちゃんと待ってたら


「ほら、これやるから泣き止め。」



ってくれたのは、コンビニの大きい袋2つ分の、パックのコーヒー牛乳。


昔からこれが大好きで、これをもらうとすぐに泣き止んでいた私。


「なんで、まだ覚えてるかなぁこういうの。」


ぷって1人笑っていたら


「好みまで、把握してるなんて良いなぁ。」


って、夕梨ちゃんが、呟いた。


「そりゃ、17年もいっしょだから当たり前だろ。」


はぁ?そこは普通フォロー入れるとこ!って思って、私が入れようとしたら


「まぁ、お前の好みも把握出来るようになるだろ。この先俺のとなりにいる女なんてお前だけなんだから。」


ってさりげなく、一生一緒発言をした千弘。


良いなぁ。愛されてて。


なんて羨ましくなったのは絶対言わない。