〜系彼氏

真雪にヒットしたのを見届けて、先生に頭を下げて、走り出した。


宛もなく走っていたら、誰かにぶつかった。



「わぁっ!?」


二人とも同時にしりもちをついた。


ぶつかった相手をみたら、夕梨ちゃんで


「あっ!」


ヤバい謝んなきゃ。ぶつかった事も写真の事も。


言葉が出ずにいたら



「ごめんね!!大丈夫!」



って、夕梨ちゃんが助け起こしてくれた。


「あの、」



助け起こされてようやく声がでたと思ったら



「写真の事もごめんね?彼氏とケンカとかしてない?
私の事は大丈夫だから!今日、千弘に問い詰めたから!千弘の買い物付き合わされたんでしょ?ごめんね。
ほら、千弘が頼るのって、私か幼なじみの和奏ちゃんだけでしょ? 昨日私用事があってさ本当に巻き込んでごめんね?」



この、千弘を信頼しきっている言葉を聞いた瞬間私の何かが、プツンと音をたてて切れた。


「ふっ。うわぁぁぁぁん。」



「ちょっ?!えぇぇ?何々どーしたのー??」


って、焦りながら、私を空き室へ連れて行ってくれた夕梨ちゃん。