「えっ?!何？どうしたの？」


オロオロしながら私の頭を撫でてくれる朱音。


「真雪の前だと、恥ずかしくて恥ずかしくて素直になれなすぎてどうしたら良いのか分かんないの………」


「んー、和奏のそれはもうどうしようもないよなぁ」


なんて苦笑いの朱音。


「ほら、和奏私とかにはデレデレだけど、男子には、まぁ特に真雪くんにだけど、ツンツンじゃない。それを、直すしかないと思うだよなぁ。」


なんて朱音にアドバイスもらったけど


「デレデレなんてしてないもん。ツンツンもしてないもん。」


「それだよ和奏～！普段はクールビューティ系なのに、悩むと甘えただもんなぁ。まぁ、真雪くんはそこが好きみたいだけど。」


なんて、朱音が呟いていたのには気づかなかった。