〜系彼氏

朱音side


初めて聞いた千秋の本音は、私を大切に思ってくれてるって分かった。

だけど

「勝手に決めつけないでよ…。千秋に、相談出来ないかも知れないけど、自分が悪い何て思って千秋から離れないんだから!!」

悔しくて、信じてもらえてなくて涙が溢れた。

千秋が息を飲んで

「わ、悪かった。泣くなよ。お前に泣かれると困る」

あわあわしだした。

それがなんだか可愛くて、そっと背伸びして、千秋の唇に触れるだけのキスをした。