〜系彼氏

「弓道部の木嶋優汰は有名だったから知ってたけど、顔は知らなかった。校舎も違うし、部活も外と中でしょ?見る機会無かったからさ。」



苦笑いの彩未。




「じゃあ、なんで俺の告白オッケーしてくれたの?」




若干濡れてる彩未の髪を触りながら聞いたら




「んー、そんなの、一目惚れしたから。」



なんて答えてきた。



本当、彩未は天然なんだかなんだか。




ねぇ、彩未は覚えてないかもしれないけど、俺、彩未に助けてもらったんだよ?









部活に入りたてのころ、俺を見たさに集まる女子が多くて先輩に怒られてたら




「ねぇ、邪魔。水道の前でやんないで。後さ、話聞いてて思ったんだけどその人悪くないじゃん。言う相手間違ってるよ。
女子に嫌われたくないからってそれは無いんじゃない?
逆に嫌われるよ。現に私、あんたの事嫌い。以上」











あの時彩未惚れたんだよ。





彩未は本当に俺の悩みを一瞬で消してくれる。




「ねぇ、彩未」



「何?」




「大好き!」




「私は愛してるよ。」






ってキスをしてきた彩未。




前言撤回




彩未は悩みを増やしてくる。









~草食系彼氏の悩み~