「それにしても、彼と順調なの?」
「順調・・・なんでしょうか。またご飯に行きましょうってなったくらいです」
春さんと圭汰さんの話をするのは、なんだか気恥ずかしい。
女の子と恋バナする感覚でいいのかな。
「ふぅん」
「あ、あと。下の名前で呼び合うようになりました」
何気にそれが一番嬉しかった。
名前で呼び合うって、距離が縮まった気がする。
「さっちゃんは、彼のどんなところが好きなの?」
「えと・・・。優しくて、頼れる先輩で、いつも笑顔で話してくれるんです」
仕事で落ち込んだ時も、優しくフォローしてくれたり。
かっこよくて、本当に素敵な人だ。
好きになるのだって、自然だった。
きっと、先輩を好きな人は他にもたくさんいる。
会社の人の中にもいたはずだ。


