「店変えようか」
「え、いいですよ!せっかく先輩が探してくれたんですから!私、どこでも嬉しいです」
「本当か?」
「はい!」
先輩と一緒なら、どこだって楽しいし幸せだ。
1か月前なら、こんな日がくるなんて信じられなかった。
先輩と二人で食事、なんて。
「守屋は、いい奴だな」
「そんなことないです」
お店について席に案内されると、そこは思った以上におしゃれな雰囲気のところだった。
いいところって、十分ここでもいいと思うんですけど。
ドキドキしながらメニューを見る。
注文を終え、料理がくるのを待つ。
「先輩、今日は誘ってくださってありがとうございます」
「いいよ。俺が守屋と会いたかったんだから」


