「じゃあ、行こうか」
「はい」
「あんま堅苦しくないほうがいいかなと思って、フランクな所にしたんだけど、しくったかなー」
「え?どうしてですか?」
並んで歩きながら、先輩がちらっと私を見ながらクシャッと笑った。
私は首をかしげながら尋ねる。
「いや、守屋すごく可愛い格好してるからさ」
「え・・・っ」
「もう少しいいところにしとけば格好がついたのになって」
「そ、そんな・・・。もう、なに言ってるんですか、先輩」
顔が一気に赤く染まる。
可愛い。
先輩に言われると、その言葉が魔法の言葉みたい。
嬉しさと感動が胸に広がって。
「本気だって。可愛いよ、守屋」
「あ、ありがとうございます」
恥ずかしすぎて顔見れないよ。


