結局私ばかりが買い物をして、春さんの両手は私の買い物で埋まっていた。
私が持つって言っても断られ、買うと横から浚うように持ってくれるので私はなすすべもなく持ってもらっていた。
今日は、手に寄りをかけて夕飯を作ろう。
春さんへの恩返し。
・・・足りないけど。
それにしても、よく歩いたなぁ。
一通り必要な物は買ったし。
これでちゃんと生活できそう。
「どっかカフェでも入ってお茶しない?」
「え、あ!いいですね!私も休憩したいなって思ってました」
「でしょう?出て少しいったところにコーヒーの美味しいカフェがあるのよ。行きましょう」
「はい!休憩したいって、春さんには私に付き合ってもらってるのにすみません」
「だからいいって言ってるでしょ」
春さんは眉を顰めた。
あまり言いすぎるのはよくないかな。
春さんが、いいと思ってしてくれてるんだから甘えよう。
ほんと、春さんっていい人。


