されたことは簡単に許すことはできないし、もう会うつもりはない。
それでも、先輩がこの先ちゃんと前を向いて歩いて行けることを願ってる。



そう告げて別れた。




先輩にも、幸せになってもらいたい。
一度は好きになった人だ。



色々と間違っていたけど。
ちゃんと気づけたなら頑張ってほしい。




甘いと思われるかもしれないけど。





春さんは「沙紀が決めたことなら、それが一番いい」そう言って頭を撫でてくれた。






とある1日が私の人生を変えた。
絶望に打ちひしがれて、どん底を見た。



でも、その先で見た景色は、こんなにも美しく。
愛に満ちている。