最後に、マスコミに対してFAXで書面を送る。
これですべて終わった。
次の日には、マスコミに大々的に取り上げられ、ちょっとした騒ぎとなった。
“oki centralgroup、新社長就任後すぐにライバルグループに吸収合併すると発表か!?”
そう。
俺は、父親から引き継いだ会社の経営する権利を全て引き渡した。
そのライバルグループというのは、もともとoki centralgroupにいた人間が父親と決別した機に立ち上げた会社だ。
まだ駆け出しの会社ではあったが、そこそこに業績を上げてきている。
これからは少し会社名を変えてこれまで通りの経営を続けていく。
父親が誇っていた“oki”というブランド名は消え去った。
これが、俺の復讐。
でも、これが一番いいと思ってしたことでもあった。


