「春さん・・・、大丈夫でしょうか・・・」
「んー。あいつの親父・・・って、まぁ、俺のでもあるけど。本当に独裁者っていうか、こうあるべきってもんがあって。そのためには手段を選ばない。本当に、糞みたいな奴なんだ」
「・・・」
「そういうのが嫌で、春馬は逃げ出した。出てく時は結構精神的にも来てたし。拒絶反応とかやばかったんだよ。マジで」
トラウマになってたんだろうか。
それほどまでに、嫌になるほどの・・・。
「最近は明るくなったけど、トラウマはなかなか取り払えないだろうしな。いろいろきっついこと言われたりしてるかもな」
「そんな・・・」
でも。
後継者にしたいなら、そんなやり方間違ってると思うのに。
そんな風に抑えつけるみたいに決めつけて。
その会社を良くしようとか、盛り上げていこうとか思うはずない。
それで、お父さんは本当にいいのかな。


