「え、じゃあ、私男の人の前で着替えたり、同じ布団で・・・っ」
すっかり女の人だと思ってたし、酔ってたし・・・っ。
恥ずかしすぎるっ!!
「安心して、あたし女にはたたないから」
「え・・・」
サラリと言われた衝撃的な言葉に、一瞬時間が止まる。
そ、そうだよね。
きっと春さんは、恋愛対象は男なんだ。
だから、同じ女には興味ないってことで・・・。
身体は男だけど、心は女の人ってこと・・・なのかな。
冷静にならなきゃ。
あまり騒ぐのって、春さんに失礼だ。
「す、すみません。少し驚いてしまって」
「いいの。当然の反応でしょう」
春さんはそう言うと私を通り過ぎていこうとする。
その瞬間フラッとバランスを崩した。
あ!
っと慌ててその体を支えようと手を伸ばした。


