その勇気とか、素直さとか。
本当に眩しいくらい。
でも、今はそれが辛いよ。
「ごめん。わかって。期待させたまま、好きって言ってもらうのが、正直つらいの」
「・・・そうですか。じゃあ、好きっていうのやめます」
「え?」
「沙紀さんが辛いなら、言っても意味ないし。それに、言いすぎたと思います。追い詰めてしまったみたいで、すいません」
追い詰めてなんて・・・。
本当に、嬉しかったんだよ。
私の事を、そんな風にまっすぐ思ってくれる人がいるなんて。
「言わなければ、側にいてもいいですか?」
「え?」
「これからも、沙紀さんとお酒飲んだり、話をしたりしたいです」
「・・・徹平くん、辛くないの?」
私が、言うのは違うかもしれないけど。
好きな人と、思いがかなわないと思っていて側にいるのは、辛いはず。
私だって、もどかしくて、辛くなることあるもの。


