「す、すいません。あの、でも、僕お酒飲んでないです。来たばっかだったし、頼むのもジュースにしようと思ってて」
「まぁ、飲むつもりがないなら・・・。それにしても、若そうとは思ってたけど、まさかまだ未成年とはね」
私が今25歳。
軽く5歳も下なんだ・・・。
わ、若い。
自分もまだ、若い気でいたけど、関わってる人が同級生とか上の人が多いからだったんだ。
こうして、二十歳前だと言って現れると、ほんとに若く見える。
ああ、歳を感じる。
「でも、じゃあ、僕、帰ります。ちゃんと一緒に飲めるようになったらまたここに来ます。その時、一緒に飲んでください!」
「うん。それなら、私も気兼ねなくいられるかな」
「はい!あ、えっと・・・・・・はい。これ、僕の連絡先です」
「あ、ありがとう」
綺麗な字で紙に書かれた連絡先。
用意してたんだ。
徹平くんは最後まで明るく帰っていった。


