――おい、聞いてるのか。お前は、oki centralgroupの正式な後継者なんだ。その自覚を持てと言っている
「―――倖也にも、同じこと言ってるの知ってる」
――あれは、保険だ。お前がいつまでたっても逃げてばかりいるからな。あんな者に渡すつもりはさらさらない。だからさっさと戻って・・・・
「戻らないと言ってるでしょう。俺は、あんたの操り人形じゃないんだ」
――まだふざけたことを言ってるのか。年始にはパーティーもあるんだ。毎年毎年、俺の息子であるお前が出ないで・・・
ガン!!!
思い切り携帯を投げつけた。
手は異常なまでに震えていて。
せりあがってくる気持ち悪さに慌ててトイレに駆け込んだ。
出なければよかった。
わかっていたはず。
なにを期待していたんだ。
「――ぉえっ・・・」


