それから、本当に私と倖也さんでケーキを夜な夜な製作し、仕事から帰ってきた春さんと徹夜のハイテンションでクリスマス会を開いた。 「高級マンションさいこー」 「あのねぇ、だからって騒ぐのは程々にしてよ」 呆れ顔の春さんと、お酒も入って上機嫌の私。 「あー、食いすぎた。腹ん中が甘ったるい」 と、倖也さん。 「ったく・・・。さっちゃん、倖也」 「はい?」 「あ?」 「メリークリスマス」 私と倖也さんがぐだっていたさっきまでと一瞬で切り替わると。 「「メリークリスマス」」 元気よくそう答えた。