いけない!?同居生活



二人は、ぐ、と息をのみそれ以上なにも言わなかった。
春さんもサラッと次のお客さんの接客に回った。


そこでは女の子に、綺麗ですね、ともてはやされていた。



やっぱり春さんてモテるんだ。
男の人にも、女の人にも“同性”として憧れられて。



なんだか、自分の感情の持っていき方がわからない。
この場合、あの男の人たちに対してライバル心を抱けばいいのか。

それとも、女の子としてあの女性たちにライバル心を燃やせばいいのか。



難しいところだわ。




「春さんて、モテるんですねえ」

「まぁ、ここでの外面はいいからね」



私の呟きには、いつの間にか前にいた誠さんが答えてくれた。
バーでの外面か。