「だ、だって、最初会った時、二人キスしてたから・・・」
そ、そうだよ。
キスしてたし、そのまま二人で寝室に入っていったし。
「あー、倖也ね、酔っ払うとキス魔になるのよ」
「キ、キス魔!?」
あんぐりと口を開け倖也さんを見ると気まずそうに頭を抱え込んでいた。
じゃあ、酔っ払ってキス魔になってたところをちょうど遭遇しちゃったってこと?
勘違いだったなんて・・・。
じゃあ、私ずっと二人にすごく失礼な想像を・・・。
恥ずかしい・・・っ。
「まぁ、倖也はあたしの一番の理解者でもあるから。あたしもいろいろと頼ってるし。恋人ではないけど、それに近い感覚ではあるわね」
「はい・・・。倖也さん、私の事毛嫌いしてたし。それも、やきもちからなのかと」
「や・・・ヤキモチ・・・勘弁してくれ・・・」
倖也さんは本格的に頭を抱え込んでしまった。
ああ、ごめんなさい、倖也さん。


