「いい気味ね。ほんと、さっちゃんのいう通りよ」
「・・・そうだな」
倖也さんも、そんな春さんを見てホッとしたような表情を見せる。
春さんは倒れた椅子を起こし座る。
「さ。食事を続けましょう。せっかくの料理が冷めちゃったわ」
「は、はい!食べましょう!」
「そうだな」
さっきまでの空気がガラッと変わり、穏やかな空気に変わる。
よかった。
春さんも、落ち着いたみたい。
以前の取り乱した春さんを思い出してホッとした。
でも、今日はもしそうなっても倖也さんがいたから平気だったかな。
それとも、倖也さんがいるからそこまでならなかったのかな。
・・・愛の力ね!


