近くのカフェで向かい合って座る。
なんだか、気まずい。
相手はぴっちりしたスーツ姿で、私は安物の私服。
そして、険しい表情で前に座っている。
「あ、えと、私守屋沙紀と言います。あの、青木さん・・・でしたっけ」
「はい」
「青木さんは、倖也さんとお知り合いなんですよね?」
「はい。守屋さんは倖也さんとはどういったお知り合いで?」
どういった・・・。
そう聞かれると困る。
友だち、ではないし。
「えと、あの。共通の知り合いがいまして」
「そうでしたか。では、あの時は倖也さんに会いに?」
「え?いや・・・私があそこに住んでいるので」
なんだか、かみ合わない会話。


