そして、顔を近距離でまじまじと見つめる
長い睫毛が影をつくり、アカツキのグレーに近い瞳を隠す
規則正しい呼吸を続けるアカツキは、そうとう深い眠りについているのか、隣のソファに座っても起きない。
そんなアカツキに近くにあった膝掛けをかける。
こんなアカツキを見れるのはめったにない。
眠るアカツキの肩に寄り添うにして、瞼を閉じる
あぁ。こんなふうに普段もくっついていたいな…
ねぇ、アカツキ。
大好きだよ…。
無視されても、目をあわせてもらえなくても、貴方を嫌いになることなんてできない。
こうやってそばにいられるなら、どんなことだってたえて見せる。
だから、だから捨てないで…
私を一人にしないで、アカツキ…

