私は部屋に入ったと同時に登美子さんい呼ばれた。
 私は直ぐに登美子さんのいるキッチンへと向かった。
 其処には龍もいて・・・

「春ちゃん、頼りになる人に龍ちゃんを連れて行ったら?」

「えっ、いいですよ。登美子さんの知り合いなんですから私一人でも大丈夫ですって。」

「でも、何だか心配だわ・・・」

「春、俺も着いて行くぞ!可愛い妹を守ってやらねば!!」

「龍がいると、何か大変そう・・・」

「春ちゃん~お兄ちゃんは可愛い春ちゃんが心配なだけだよ~」

「・・・」

「春~♪」

「・・・来るなって言っても着いて来るんでしょ?」

「もっちろん!!」

「はァ~登美子さん。私、龍と行きます。」

「じゃ、安心ね。ついでに買い物頼むわ。」

「買い忘れですか?」

「えぇ、御免ね春ちゃん。」

「春~一緒に行こ~」

「鬱陶しい!!くっ付くな!!分かったから!分かったから!登美子さん龍と一緒に行きます。」

「なら安心ね。春ちゃん龍次君の言う事確り聞くのよ?」

「登美子さん・・・私、もう高校2年です。」

「あら、私からしたらまだ小学生よ。」

「・・・行ってきます。」

「行ってきまァ~す。」

 龍は何だかムカつく挨拶をして私と一緒に家を出た。