私は、石原 春。竹川女子高校の2年生です。
 両親いません。私が小学生の時、事故で亡くなりました。それ以来私と私の兄 龍次(通常 龍)はこの高校の校長でもある父の妹、つまり私の叔母の登美子さんに世話になっています。とは言っても龍は、外国に行っていますが・・・
 この高校は寮があり登美子さんも

「春ちゃんが寮に入ったら春ちゃんの様子も見れるから」
 
 と私を寮に入れました。登美子さんは優しいですが、何だか忙しいようです。夜の11時が過ぎてもまだ学校にいる事があります。
 では、そろそろ日常が始まります。