私の中でするするとパーツがいくつも繋がっていった。
「不老不死を継承するにはいくつかの条件があるんだけどね。僕が今の不老不死の継承者ってことになる」
そういって彼は近くにあった杭で自分で自分の胸を突き刺す。目の前が赤色で染まった。
ほんの一瞬の出来事だった。瀬川氷蓮という人物が私に説明をして、流れるように自らを殺した。その光景はまるであの日のようで……。
「大丈夫だよ」
もうここは裏山なんかじゃなかった。あの日あの時、彼と過ごした屋敷の目の前。以前よりも遠くの入口にまで赤い花が及んでいる。
瀬川からあふれる血がさらに広く赤い花を咲かせる。これではまるであの日の再現ではないか……。
「辛い?」
それでも瀬川はなんともなさげに立っている。足元に血の水たまりを作りながらも、服を真っ赤に染め上げても、痛みなどないかのように平然と立つ。
「これが証明。化け物だった恭一郎の曾孫に当たるのかな、今は僕が化け物だ」
『やめて』そう言いたかったけど声にならない。なにを、どうして、やめて欲しいのか自分でもわからない。
「……やりすぎた?ごめん」
どんどん瀬川の新しい顔が見える。どんどん私の皮が破れる。泣いてしまいそうでダメだった。
「不老不死を継承するにはいくつかの条件があるんだけどね。僕が今の不老不死の継承者ってことになる」
そういって彼は近くにあった杭で自分で自分の胸を突き刺す。目の前が赤色で染まった。
ほんの一瞬の出来事だった。瀬川氷蓮という人物が私に説明をして、流れるように自らを殺した。その光景はまるであの日のようで……。
「大丈夫だよ」
もうここは裏山なんかじゃなかった。あの日あの時、彼と過ごした屋敷の目の前。以前よりも遠くの入口にまで赤い花が及んでいる。
瀬川からあふれる血がさらに広く赤い花を咲かせる。これではまるであの日の再現ではないか……。
「辛い?」
それでも瀬川はなんともなさげに立っている。足元に血の水たまりを作りながらも、服を真っ赤に染め上げても、痛みなどないかのように平然と立つ。
「これが証明。化け物だった恭一郎の曾孫に当たるのかな、今は僕が化け物だ」
『やめて』そう言いたかったけど声にならない。なにを、どうして、やめて欲しいのか自分でもわからない。
「……やりすぎた?ごめん」
どんどん瀬川の新しい顔が見える。どんどん私の皮が破れる。泣いてしまいそうでダメだった。

