12月16日。
今日は先生の誕生日。
いつもより早く練習を切り上げ、みんなでサプライズ会場の2年3組に向かう。
会場の準備はバッチリ。
黒板にはお祝いのメッセージが書いてあって、電子黒板には先生のために作ったサプライズの動画を流す準備がしてある。
ていっても、
このサプライズは全部あたし演出。
ついつい張り切ってしまった。
そしてついに・・
キャプテンが先生を連れてきた。
先生が教室に入った瞬間、みんなで誕生日の歌を歌ってクラッカーを鳴らした。
先生凄い喜んでる。
サプライズしてよかった。
サプライズは無事に成功して、最後にみんなで写真を撮ることになった。
先生の隣がいい・・・。
そう思ったけど、そんなこという勇気はなくて、私は1番後ろの列に並んだ。
「音羽!前おいでよ!」
「せっかくだから、このサプライズ考えたの音羽だし、音羽が先生の隣行きなよ!」
みんながこんなこと言ってくれるなんて思ってなかった。
みんなのおかげで私は先生の隣に。
ありがとうみんな。
写真撮影も終わり、19時を過ぎてたからみんな帰り始めた。
「さっき流してくれた動画、もらっていい?データある?」
先生が聞いてきたので、私はUSBを渡すために帰り際職員室に寄る事にした。
職員室に行くと、後輩の萌香が先生と話していた。
「先生ー、データこれです」
先生に渡して帰ろうとしたけど、萌香が何かを書いていたのが気になって萌香のところに行くと、お祝いで使った風船に、先生へのメッセージを書いていた。
「先輩も書きますか?」
そうだなー、せっかくだし。
そう思って、書くことにした。
先生にペンを借りて書き始めたとき、
「俺もう帰るね!実家行かないと!今日は本当にありがとうね!ペンは机の上に置いといてくれればいいよ〜、じゃ!」
そういって足早に帰っていった。
ん〜、なんて書こうかな。
しばらく考えて、ペンを動かし始めた。
-----------------------------------------------------------
誕生日おめでとうございます。
先生のおかげで毎日の部活楽しい!
いつもありがとうございます。
大好き。笑
-----------------------------------------------------------
大好きって書いちゃったよ。
そのとき、
「先輩って、先生のこと好きなんですか?」
萌香が聞いてきたので私は何て返事をしようか迷ったけれど、
「うん、好きだよ。」
素直に答えた。
「恋愛としてですか!?」
萌香はどうやら興味津々のよう。
「いやー、それは無いと思うけど」
そう答えておいた。
先生のこと恋愛として好きだなんて、周りに知られたらどうなるか。
だから私は、先生のことが好きだなんて、誰も知っているはずないって思ってた。
今日は先生の誕生日。
いつもより早く練習を切り上げ、みんなでサプライズ会場の2年3組に向かう。
会場の準備はバッチリ。
黒板にはお祝いのメッセージが書いてあって、電子黒板には先生のために作ったサプライズの動画を流す準備がしてある。
ていっても、
このサプライズは全部あたし演出。
ついつい張り切ってしまった。
そしてついに・・
キャプテンが先生を連れてきた。
先生が教室に入った瞬間、みんなで誕生日の歌を歌ってクラッカーを鳴らした。
先生凄い喜んでる。
サプライズしてよかった。
サプライズは無事に成功して、最後にみんなで写真を撮ることになった。
先生の隣がいい・・・。
そう思ったけど、そんなこという勇気はなくて、私は1番後ろの列に並んだ。
「音羽!前おいでよ!」
「せっかくだから、このサプライズ考えたの音羽だし、音羽が先生の隣行きなよ!」
みんながこんなこと言ってくれるなんて思ってなかった。
みんなのおかげで私は先生の隣に。
ありがとうみんな。
写真撮影も終わり、19時を過ぎてたからみんな帰り始めた。
「さっき流してくれた動画、もらっていい?データある?」
先生が聞いてきたので、私はUSBを渡すために帰り際職員室に寄る事にした。
職員室に行くと、後輩の萌香が先生と話していた。
「先生ー、データこれです」
先生に渡して帰ろうとしたけど、萌香が何かを書いていたのが気になって萌香のところに行くと、お祝いで使った風船に、先生へのメッセージを書いていた。
「先輩も書きますか?」
そうだなー、せっかくだし。
そう思って、書くことにした。
先生にペンを借りて書き始めたとき、
「俺もう帰るね!実家行かないと!今日は本当にありがとうね!ペンは机の上に置いといてくれればいいよ〜、じゃ!」
そういって足早に帰っていった。
ん〜、なんて書こうかな。
しばらく考えて、ペンを動かし始めた。
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誕生日おめでとうございます。
先生のおかげで毎日の部活楽しい!
いつもありがとうございます。
大好き。笑
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大好きって書いちゃったよ。
そのとき、
「先輩って、先生のこと好きなんですか?」
萌香が聞いてきたので私は何て返事をしようか迷ったけれど、
「うん、好きだよ。」
素直に答えた。
「恋愛としてですか!?」
萌香はどうやら興味津々のよう。
「いやー、それは無いと思うけど」
そう答えておいた。
先生のこと恋愛として好きだなんて、周りに知られたらどうなるか。
だから私は、先生のことが好きだなんて、誰も知っているはずないって思ってた。