その日、改めて耕介と雛罌粟は倉本や巽を呼んで、先日の礼として焼肉屋で食事をした。

耕介に助けてもらった礼、そして耕介が結局調査料を貰えず金に困っていたという事もあり、雛罌粟が支払いをしたというのはここだけの話。

未成年、しかも女に奢らせるとは何事だと、耕介が倉本や巽に説教された事も付け加えておこう。

まぁそんな事もあったものの、楽しいひと時を過ごす事が出来た。

耕介と共に、探偵事務所へと帰っていく雛罌粟。