「コンビニでお弁当買ってきたんですけど…」
ドアの前で雛罌粟は踵を返す。
「『また来たのか』なんて言われるなら…帰ります…」
「あ~待て待て」
呼び止める耕介。
「買ってきたんなら食う」
「……」
ジト目で振り向き、耕介を見る雛罌粟。
「感謝してますか…?」
「してるしてる」
「本当に…?」
「ああ勿論、さっきまで腹減って死にそうでカミサンの顔が脳裏をよぎってたんだよ」
「結婚してない癖に…」
「でも腹減って死にそうだったのは本当だ」
「じゃあお弁当食べた後で…」
雛罌粟は小悪魔的に微笑んだ。
「シテくれますか…?」
「…………ああ、何発でも」
ドアの前で雛罌粟は踵を返す。
「『また来たのか』なんて言われるなら…帰ります…」
「あ~待て待て」
呼び止める耕介。
「買ってきたんなら食う」
「……」
ジト目で振り向き、耕介を見る雛罌粟。
「感謝してますか…?」
「してるしてる」
「本当に…?」
「ああ勿論、さっきまで腹減って死にそうでカミサンの顔が脳裏をよぎってたんだよ」
「結婚してない癖に…」
「でも腹減って死にそうだったのは本当だ」
「じゃあお弁当食べた後で…」
雛罌粟は小悪魔的に微笑んだ。
「シテくれますか…?」
「…………ああ、何発でも」


