「ぜー…ぜー…ぜー…」

「探偵さん…張り切り過ぎ…」

「おまっ…殺す気か…」

「久し振りだから…ちょっと燃えたかも…」

「マジでカミサンの顔が脳裏をよぎるから…」

「奥さん居ないからよぎらない…」

「や、ホントに…雛罌粟ちゃん…勘弁して…」

「じゃあもう1回で終わり…」

「ホント傷開くから…」

「大丈夫…あと1回ならギリギリ耐えられる…」

「かっ、看護師さん!看護師さーんっっっっ!」

ナースコールを押す耕介。