ーー時は過ぎ、香織は¨魔法¨を使えるようになってから6年がたった。
あの日以来、香織は¨魔法¨について語ることも使うこともなかった。やはり、母のこわばった顔が忘れられなかった。
ーーーーー¨魔法¨は使わない。ーーーー
そんな思いをはしに置き、香織はいつの間にか高校一年生になっていた。
すらりと伸びた背、肩にかかる長さ、癖のない髪の毛。美しく成長していた。
キーンコーンカーンコーン・・・
あの頃と変わらない規則正しく校内に響く鐘の音、香織の高校一年生の秋が始まっていた・・・
あの日以来、香織は¨魔法¨について語ることも使うこともなかった。やはり、母のこわばった顔が忘れられなかった。
ーーーーー¨魔法¨は使わない。ーーーー
そんな思いをはしに置き、香織はいつの間にか高校一年生になっていた。
すらりと伸びた背、肩にかかる長さ、癖のない髪の毛。美しく成長していた。
キーンコーンカーンコーン・・・
あの頃と変わらない規則正しく校内に響く鐘の音、香織の高校一年生の秋が始まっていた・・・
