大会当日
私は役員として
タイム測定や
記録の記入
各競技の選手の誘導など
朝から忙しく動き回っていた。



気づけば
あっという間に
お昼になり
一緒に大会へ来た副委員長と
準備されていたお弁当を
食べることにした。





「そういえば、午後は長距離走の決勝だね!」



副委員長が目を輝かせながら言った。



「確か…長距離走って、私と同じクラスの男子が出るんだよね?」



「そうだよ!彼は陸上部のエースだからね。私もチェックしておかなきゃ!」



「…こらこら、あんたには彼氏がいるでしょ!笑」



「まぁね〜。でも、一応チェックしとかないと。笑」




そんなことを話しているうちに
お昼が終わり
午後の競技が始まった。