「それじゃあ目を閉じて。」

「うん。」

「じゃあいくよ?」

「あ、ちょっとまって。」

「どうしたの?」

少年は不思議そうに首を傾げる。

「ありがとう。」

私がそういうと

「…ああ。」

と笑顔で返してくれた。