「ねぇ、美奈〜」

「なぁに?」

「吉屋先生って人、メッチャカッコよかっったくない?」

「私、あんまり男の人に興味ないから笑」

「美奈は昔からそうだったね笑」

「一目惚れしたの?」

「まさか!一目惚れとかありえない!」

「よかった〜笑」

「けど、かっ...」


《キーンコーンカーンコーン》


私の声に被せるかのようにチャイムが鳴った。

あの先生、かっこよかったなぁ。


なんてこと考えてたらもうHRじゃん!

今日は疲れたし、早く帰ろっと。