November love







「挿れていい?」


私の口のご奉仕に満足した谷田さんはそう言う

私はゆっくり頷いた


私はコンドームを開けようとする谷田さんの手からそれを取って

少し恥ずかしそうにする谷田さんをよそに着けてあげた

拓斗は毎回、私に装着させる

何だかんだ言って私のセックススタイルは拓斗譲りなんだ…




とうとうこの瞬間が来てしまった

谷田さんってどんな感じなんだろう

でもまだ今なら引き返せる

少しこの先の展開を止める自分がいた

私の上に谷田さんが覆い被さる

………でも

ここまで来た

セックスはあまり好きではないとはいえ私の興奮は頂点

ここで制止できる強さは私には無かった

一瞬拓斗の顔が浮かぶ

ごめん…そう頭の中で呟き私は谷田さんを受け止めた








「凄くよかった…」

情事後、谷田さんは私を抱き締めながら呟いた

「私も」

そう言ってニコッと笑えば谷田さんは嬉しそうに

「ホントに~?……よかった!!!」


ホントに、よかったのです

正直気持ちいいと思えた

拓斗の時には獲られなかった快楽がそこにあったのだ