「挿れていい?」
私の口のご奉仕に満足した谷田さんはそう言う
私はゆっくり頷いた
私はコンドームを開けようとする谷田さんの手からそれを取って
少し恥ずかしそうにする谷田さんをよそに着けてあげた
拓斗は毎回、私に装着させる
何だかんだ言って私のセックススタイルは拓斗譲りなんだ…
とうとうこの瞬間が来てしまった
谷田さんってどんな感じなんだろう
でもまだ今なら引き返せる
少しこの先の展開を止める自分がいた
私の上に谷田さんが覆い被さる
………でも
ここまで来た
セックスはあまり好きではないとはいえ私の興奮は頂点
ここで制止できる強さは私には無かった
一瞬拓斗の顔が浮かぶ
ごめん…そう頭の中で呟き私は谷田さんを受け止めた
「凄くよかった…」
情事後、谷田さんは私を抱き締めながら呟いた
「私も」
そう言ってニコッと笑えば谷田さんは嬉しそうに
「ホントに~?……よかった!!!」
ホントに、よかったのです
正直気持ちいいと思えた
拓斗の時には獲られなかった快楽がそこにあったのだ
