次の日
昼までぐっすり寝て起きた私は直也にメールする
『昨日はありがとう。直也のお陰で楽しい時間だったよ』
直也から相変わらずすぐ返事が来る
『楽しめたようでよかった!で、どうだった?谷田さんと最後ちゅーした!?』
ストレートに聞いてくるな直也ってば
そんなわけないじゃんと思ってちょっと吹いた
『残念!!何もない~』
『なんだそれ~』
文面から残念そうな直也にニヤけてしまった
『直也、今日暇?ちょっと映画付き合ってよ』
私は急に思い立ったように直也を映画に誘った
ずっと見たかったのに拓斗は行ってくれなかった映画
女の子が見たいって男の子を誘うには可愛いげがないかもなアクション物
『空いてる!!迎えに行くよ』
私は映画の時間を調べて直也に迎えに来てもらう時間をメールして急いで支度をした
………
帰りの車の中
『面白かった?直也寝てたでしょ!!』
『寝てないし!!昔、彼女が見たいって言うから恋愛物付き合って凄いつまらなかった時より全然面白かったしな』
『でも寝てたじゃん』
『昨日何時まで遊んでたか覚えてるか?』
時々寝てはいたけど直也は割と楽しんでくれてたみたい
昨晩降ろしてもらった所に車を止めて直也が本題をぶつけてくる
「で、昨日ホントに何もなかったわけ!?」
「期待してるような事は何一つね」
「おもろくないなーてゆーか谷田さん麗奈の手握ってたよな」
「見えてた!?あれ、だいぶ酔ってたよ」
「明らかに谷田さんの手、麗奈によりすぎだったしな」
バレていた
「谷田さん羨ましいなって思ってた」
直也がへらっとそんな事言うからびっくりした
「俺もしたかったしな!」
悪気のない笑顔でそんな事言うなんて…一体
「何言ってんのよ!」
「だって麗奈、結構可愛いしな。谷田さんズルい」
「そんな事ないから!!!直也は私を美化しすぎ!!友里香ちゃんの方が可愛いし」
「えー山口さんは子供ぽいし」
「あれは可憐で清純って言うの!!」
「木原さんと不倫しててどこがよ!?」
何とか話題を反らして直也にお礼を言って私は夕飯までに帰る事ができた
直也も直也で何考えてるのかわからない事を言うもんだから私は混乱していた
