ある日、同期の美希が言った
「私、二ノ宮さんが好きなんだ~!!!」
二ノ宮さんとは営業部の部長
営業事務の私達にとっては直属の上司だ
私は既婚の上司に恋愛感情を持てる美希がよくわからなかった
好きって言うか憧れなんだろうな…そんな美希は会社が毎日楽しそうで羨ましいと思った
そんな中、先輩達の手伝いをしながらの下っ端の日々を過ごす
先輩は恐い人もいれば幸いびっくりするような優しい人もいて
恐い先輩はいわゆるお局さんという感じでいい年齢なんだけど独身で派手で若作りが凄くて
その近い年齢の取り巻きを何人か従えていて
とにかく大学出たての若い私達が気に食わないのだと思う
逆らえないオーラ全開だし
男の人達にちやほやされてる私達がいつ目を付けられるか毎日ハラハラで
正直こっちも恐い先輩達に媚を売るのが必死だった
