美希との別れの数ヵ月後に同期会を開く
私と美希と直也
就職氷河期に入社した2人の同期は私にとって心強い存在だった
直也は私の憧れ谷田さんの直属の部下
部署が違うため、あまり一緒に行動する事はなかったけれど
同い年の唯一ため口で話せて会社の愚痴も言い合える存在だった
美希がいなくなってからは唯一の同期として直也とはよく話す仲になっていた
会社の愚痴でほとんど締めた同期会の帰り
私は美希に谷田さんが好きかもしれないと相談を持ちかけてしまった
困っていた時、助けてくれた谷田さんの行動は意外なもので
私にはとてもトキメクものがあったから…
川本さんは怖いし仕事は多忙すぎるし
でも谷田さんがいてくれたら私は頑張れる
この先よっぽどの事がない限り私は谷田さんを心の支えにこの職場でやっていこうと思えた
そういえば多忙すぎて二人してヘトヘトになって
美希に一緒に会社辞めようなんて持ちかけられた事もあったっけ
でも私は続けようって谷田さんのお陰で今でも思ったよって美希に話した
「そっか…なら良かった」
って美希は残った私の事を心配していたみたいだから安心してくれた
「実は私も…二ノ宮さんとね………」
美希からは私の知らなかった衝撃の話を聞かされる
