「将希、那智となにかあったの?」 聞くと将希はうつむいた。 きっと何かあったんだ………。 「将希、何があったんや?」 「……………この場所じゃ話せねぇ。」 そう言うと優介はあたしと将希を引っ張り、屋上へ向かった。