「紗和、好きだ。」 優介は不安そうな顔をしてこっちを見る。 このときの優介はまるで子供みたいだ。 「あたしも好きだよ?」 「紗和の心に俺はいるよな?」 「………………優介しかいないよ………。 急にどうしたの………?」 あたしがそう聞くと優介は首を横に振り笑った。 「紗和、休憩時間終わるから教室戻ろうや♪」 優介が消えていきそうで怖いよ。 あたしは優介の手を握った。 優介は一瞬驚いたみたいだったけど優しく握り返してくれてそのまま教室に戻った。