ぞくりと、背中を冷たい手で撫でられたような感覚がした。 美波がこっちに来てる。 逃げなきゃ、逃げなきゃ 「来んな、よ!こっち、くんなよ!」 ドスン! 振り落とされた包丁を近くにあった鞄で防ぎ、すぐさま逃げようとした。