Live as if you will die tomorrow




それから、毎日は、ゆっくりと過ぎていった。

空生が居ないのは、別に珍しい事じゃない。

だけど、ルナとの関わり自体を断つつもりなのか、そうじゃないのか、分からないから、中途半端な感情が渦巻いて、なんとも言えず、時間の流れが遅く感じるのだ。

精算した後、教えてはきたから、空生の連絡先は知っている。
ただ、こっちから連絡するにはまだ早い。



空生はメールを好まない。

仕事柄コロコロと番号を変えるが、それを知らせるのに、ワンコールだけ鳴らしてくる。他と混じる事がなく、それが空生だと分かるのは、零時に掛かるから。これは恐らく空生のユーモアで、俺と崇だけにそうしてるんだと思うけれど。

そもそも、空生は俺と崇以外に連絡先を教えるような付き合いがあるのかもわからない。


そんなことをとりとめもなく考えていた日。


年末で、最後の仕事を終えた人間で、ルナはいつもより更に賑わいを見せていて、忙しない日。


運は俺に味方した。